マンシオンに住まふ

マンション生活やその他諸々

2015-05-29から1日間の記事一覧

マンションにおけるコミュニティ再考➅

ゲマインシャフト(町内会=共同体)からゲゼルシャフト(管理組合=社会)へ つまるところ、コミュニティとは地方福祉、すなわち、ほとんどが福祉の問題へと還元されるものである。前述したように、アメリカにおいては福祉は政府が直接行うものではなくNPO…

マンションにおけるコミュニティ再考➄

総務省による新たなコミュニティの創出? → そんなものに期待するな 冒頭に述べたように、旧自治省、総務省を中心に新たなコミュニティの創出ということで、色々な施策がなされている。しかし、その中身がどうなろうと、その担い手としては近隣住民のネット…

マンションにおけるコミュニティ再考➃

アメリカにおけるコミュニティワークの変質 ただし、戦後GHQが日本において目指したはずのコミュニティワークも、本国アメリカにおいて1960年代に入り変質を遂げることになる。1964年にジョンソン大統領による「貧困との戦争」によって、様々な福祉…

マンションにおけるコミュニティ再考➂

胡散臭い「共同募金会」、「社会福祉協議会」なるもの 日本における「共同募金」は、戦後GHQの指導により福祉国家責任、公私分離の原則により、民間社会福祉事業への公的支出が禁止され、経営困難に陥っていた民間社会福祉施設を支援するため、「国民たすけ…

マンションにおけるコミュニティ再考➁

町内会・自治会の復活 今現在存在する町内会・自治会は、アメリカのGHQによって戦争の片棒を担いだとして一度潰されたものが、同じGHQによって復活したものである。なぜ、GHQによって復活させられたのかは、当時のアメリカのコミュニティワーク(地域福祉)…

マンションにおけるコミュニティ再考➀

(後編)総務省がマンション管理バトルで国交省に反撃 | SAFETY JAPAN [セーフティー・ジャパン] | 日経BP社www.nikkeibp.co.jp ↑のように、細野透という人が、「マンション・コミュニティ殺し」というワケのわからないことを言っています。 以前も簡単にエ…