機械式駐車場は日本のガラパゴス

【シンガポール】公営住宅の立体駐車場事業、日本の２社参画［建設］/NNA.ASIA

同国では築年数が古い集合住宅を中心に駐車場の不足が深刻化しており、ＨＤＢと政府国会委員会（ＧＰＣ）は2012年から対策を協議。日本と韓国で自動式立体駐車場について調査した。土地を効率的に使えるもののコストが高いため、まずは試験的に導入することを決めた。

国交省は機械式立体駐車場を海外へ普及させるため、立体駐車場工業会と提携してタイ、ミャンマー、ベトナムといった東南アジアを中心に継続的に市場調査などを実施している。同取り組みで受注に至ったのはシンガポールが初めてという。

機械式駐車場は日本ではマンションなどを中心に、よく見られるんですが、実は普及しているのは日本だけなんですよね。

しかも、最近は新規着工数が激減していて、その理由としてはマンション等の新築数が減っていることに加え、メンテナンスや修理、入れ替えに多額の費用がかかることが問題視されていることがあげられています。

ただ、技術としては世界のトップをいっているので、東南アジアに売り込みしているようです。欧米では、見向きもされないんですね、多分。ハワイのワイキキでも、立体駐車場は自走式しかなかったです。