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iPhone王国に翳りか

前回の記事のある意味続きなんですが。

 

iPhone と 日本市場:グローバルでの成長をよそに、失速していように見える | Agile Cat --- in the cloud

 

Kanter によると、2014年 Q3(7月〜9月)の Japan において、iPhoneスマホ市場の 48% を占めている。それに対して、Android OS を搭載するスマホも、ほぼ同じ 48.1% を占めている。

 

 

しかし、この数字は、前年と比べると大幅にダウンしている。2013年の Q3 において、Japan のスマホ・ユーザーの 約 2/3(61.1%)が iPhone を選択し、Android 搭載のデバイスは 36.2% に過ぎなかったのである。Japan での Windows Phone のシェアは、1% 未満である。したがって、Android OEM が Apple から、ダイレクトにシェアを奪っているように見える。

 

 

 

 

つまり、iPhone 6 のリリースにより、大幅にマーケット・シェアを伸ばした他のマーケットとは、まったく対照的な結果を示している。 具体的に言うと、Germany で 3.1%、Great Britain で 10.4% という成長を、Apple は達成している。 実際のところ、Kanter が調査した主要マーケットでは、Japan だけがシェアを落としているのだ。

 

 

 

もう一度、明らかにしておくが、48% のマーケット・シェアは、依然として素晴らしいものである。 しかし、グローバルでの成長をよそに、二桁のダウンという状況には、注目せざるを得ない。将来のデータにより、一時的な異常であったと、安堵できるのかもしれない。しかし、この傾向が長く続くようなら、日本人の好みが変化したという、明確なシグナルとして、対処されるべきものとなる。

 

 

やはり、今年の秋に出てくるであろうiPhone6Sが試金石になるのでしょう。

間違いなくコンパクトモデルが出てくることになり、それがXperia Z4あたりと競合してどうか?ということでしょう。

これで、iPhoneがさらにシェアを落としたら、キャリアのiPhone偏重の流れも変わり、料金体系もかなり変わる可能性があります。

またスマホの基本的なプラットフォームの問題として、

①OSの断片化(フラグメンテーション) → 欠点として見られていた

  iOS(有利) > Android(不利)

②プラットフォームの多様性 → 次第に有利だと見られつつある

  Android(有利) > iOS(不利)

の流れも注目する必要があります。

 

①と②は表裏の関係であり、今までは①の側面が有利に働いてiPhoneの長所としてきたわけですが、Google Araプロジェクトも順調にいっているようで、今後②の面が大きく見られるようになってくると思われます。

 

実際に、私もiPhoneからXperiaに変えてみて、使い勝手の良さに驚いています。

ソニー、こんなにいいものを作れるんだ・・・。

近々アップデートされる予定のAndroid5.0 lollipopもかなり評判が良いようですね。

楽しみです!