マンション管理会社ランキング
週刊ダイアモンドという雑誌が、毎年管理会社のランキングを発表しています。
これによると、マンション管理会社のランキングは
一位 東急コミュニティ
二位 長谷工コミュニティ
三位 合人社
ということです。
管理会社にアンケートして、受託戸数や、主任者の数などで客観的な指数で点数化したものらしいです。
同じように、週刊東洋経済という雑誌でも、管理会社にアンケートを行い、ランキングを毎年出しています。
これによると、
一位 東急コミュニティ
二位 日本ハウズイング
二位 長谷工コミュニティ
二位 レーベンコミュニティ
五位 三菱地所コミュニティ
六位 合人社計画研究所
となっています。
では、実際の入居者にアンケートして管理会社に対する満足度という主観的な指数でランキングした場合はどうなのでしょう。
最初の記事と大分違いますね(笑)。
これによると、
一位 野村不動産パートナーズ
二位 三井不動産レジデンシャルサービス
三位 長谷工コミュニティ
となっています。
さらに、管理組合の役員経験者のみによるランキングでは、
一位 野村不動産パートナーズ
二位 住友不動産建物サービス
三位 三井不動産レジデンシャルサービス
四位 長谷工コミュニティ
五位 大京アステージ
です。
それぞれの管理会社のクチコミは、ググると当然いろいろわかります。
まあ、管理会社もクレーム産業なので、ネットのクチコミが正しいとは限らないのですが、合人社や日本ハウズイングのような独立系はボロクソに言われてます(笑)。
まあ、うちのマンションも昔は合人社が管理やってたのですが、確かに酷かったです(笑)。あそこは管理会社というより、リフォーム営業の会社ですね。
野村や三菱地所、住友などブランド系のところは、サービスはしっかりしていますが、如何せん高いです。
僕は、将来的なマンションの管理業務については、ブランド系のところに頼んでコンシェルジュ化していくか、コストを削減して自主管理化していくか、の二極化が進むと思っています。
中小規模の一般的なマンションは会計だけ外注して自主管理、大規模あるいは高級マンションはブランド系の管理会社にまかせて、付加価値のあるコンシェルジュサービスという二極化の流れにならざるを得ないのではないでしょうか。
いずれにせよ、管理会社ランキングというのは、受託戸数などの客観的な指標では意味がない、あくまでも住民の満足度などの主観的な要素でなければ意味がない、ということです。
そして、人気がある管理会社は、やはりブランド系で委託料が高いということも、知っていくべきだと思います。
