マンション管理会社って、そもそも何?④ 今後の管理会社との付き合い方
以上のように、日本の管理会社のいうのは、高コストな体質となっており、マンションの永続的な管理を考える場合、管理会社との付き合い方についも再考する必要があるでしょう。
フロントマン依存体質からの脱却
- 住民間のコミュニティを発達させて、円滑なコミュニケーションがとれるようにする。
- 生活上、会計上あらゆることについてのルールを明確にしておくとことで、住民間の紛争等を無くし、かつ管理組合の運営をスムーズにする。
財布の管理と建物・設備管理を別の業者にする
- 2つを兼ねていると、どうしても管理組合との利益相反がおこりやすい。
- 公平性という観点からも、こと2つはきっちり分けるべき。
- 実際うちのマンションでも、財布の管理は会計事務所に、施設点検や修繕は工務店等に、というように分離発注しています。
ワンストップサービスの確立 → 管理体制の再構築
- といいつつも、やはり住民にとっては、窓口が一本化されたワンストップサービスは捨てがたい。
- 何か、別の新しい管理体制は無いか?
- これは、新しく出てきた管理者制度等とも関係してきます。また改めて考察してみたいと思います。