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朽ちるインフラ

朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機

朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機


 内容はタイトルそのままの本当なんですが、どこの地方も道路や橋、上限水道などのインフラが整備されてから30年くらい経って老朽化がすすんでいる。それらを全部メンテや更新していくには毎年8兆円の支出を50年間続けなければならない、、。
 国にしろ自治体にしろ、会計はどんぶり勘定なので、それぞれの事業ごとの採算性など考えていない。
図書館でも、地域によっては一冊借りるのに千円くらいのコストがかかるそうです。
インフラについても、それらのライフサイクルコストは考えていなかったことが露呈している。更新が必要となってくる30年後くらいには、どうせ自分はいないのだから、他の誰かがやってくれるだろう、という考えが蓄積されてこういう事態になってしまったわけです。

同じことは、自分が住むマンションについても言えることで、初期費用だけでなくライフサイクルコストも考えて付き合う必要がある、という話です。
他の誰かが、、と期待しても、誰もやってくれません。

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